17

黙想を​始めるに​あたり、​聖チプリアヌスの​言葉を​思い出しましょう。​「普遍教会は、​自らの​一致を​御父と​御子と​聖霊の​一致から​受ける​一つの​民と​して​姿を​現します」と​いうわけで、​三位一体の​祝日の​説教で、​教会に​ついて​考えても​不思議では​ありません。​教会は、​カトリック信仰の​根本的な​教義、​すなわち本性に​おいては​一で​あり、​ペルソナに​おいては​三位である​神に​根を​下ろしているからです。

​ 三位一体を​中心とした​教会、​教父たちは​教会を​常に​このように​考えてきました。​聖アウグスチヌスの​明解な​言葉を​味わってみましょう。​「神は​ご自分の​神殿に​お住まいに​なる。​聖霊だけでなく、​御父も​御子も​お住まいに​なる。​従って、​聖なる​教会は​神の、​つまり​三位一体​全体の​神殿である」。

​ 次の​日曜日に​再び集まる​ときには、​聖なる​教会の​もう​一つの​素晴らしい​面に​ついて、​すなわち、​間もなく​信仰宣言の​中で​御父と​御子と​聖霊に​対する​信仰を​告白した後で​唱える、​教会の​特徴に​ついて​考える​ことにしましょう。​私たちは、​「聖霊を​信じます」と​言った​後、​続いて​「一、​聖、​公(カトリック)、​使徒継承の​教会」と​唱え、​聖に​して​カトリック、​使徒継承の​唯一の​教会に​対する​信仰を​告白します。

​ 本当に​教会を​愛する​人々は、​この​四つの​特徴を​私たちの​聖なる​宗教の​名状しが​たい​秘義、​つまり​至聖なる​三位一体の​秘義と​関連づけてきました。​「私たちは、​一、​聖、​公(カトリック)、​使徒魅承の、​神の​教会を​信じ、​そこで​教えを​受けます。​私たちは​御父と​御子と​聖霊を​知り、​御父と​御子と​聖霊の​御名に​よって​洗礼を​受けています」。

この点を別の言語で