214
「もし、だれかがわたしのもとに来るとしても、父、母、妻、子供、兄弟、姉妹を、更に自分の命であろうとも、これを憎まないなら、わたしの弟子ではありえない」。
主よ、血縁関係がどういうものか、考える毎にいっそうはっきり理解できました。あなたの愛すべき聖心を通過しない家族の絆は、ある人にとっては常に十字架となり、他の人にとっては多かれ少なかれ堅忍に反する誘惑のきっかけとなる。また、ある人にとっては効果を全然あげ得ないことの原因となる。そして、すべての人にとっては自らを余すところなく捧げるのを邪魔する〈重し〉となるのです。
聖書への参照
この点を別の言語で
…から印刷された文書 https://escriva.org/ja/surco/214/ (2025/11/16)