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  あなたは​しばしば​自問する。​幼い​ときから​真の​イエス・キリストを​知る​幸せを​得て​おきながら、​いざ命や​家族や​夢など、​自分の​持っている​ものの​うちで​最良の​ものを​すべて​神に​捧げるに​及んで​ためらうのは​なぜだろうか、と。

​ よく​考えてみなさい。​あなたは​一度に​〈すべて​〉を​受けたのだから、​主に​心から​感謝の​意を​表する​義務が​ある。​盲人が​突然、​視力を​回復したら​どうするだろうか。​視力に​問題の​ない​人は、​見えるからと​いって​感謝する​必要が​あるとは​思いもしないだろうが…。

​ しかし、​それだけでは​十分でない。​まわりに​居る​人た​ちが神の​子である​ことを​感謝し、​その​感謝を​行いに​表すよう、​日々あなたが​助けの​手を​差し​伸べなければならないのである。​そうしないうちは、​感謝しております、​などと​言わないで​ほしい。

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