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〈徳は中庸にあり〉と知恵に溢れた格言は教えるが、それは両極端を避
けさせるためである。ところでこの勧めを、楽を求める心、ずる賢さ、生温さ、ずうずうしさ、理想の欠如、凡庸化を覆い隠すための遠回しな言い方であると考えるような間違いはしないように。
聖書のあの言葉を黙想しなさい。「(あなたは)冷たいか熱いか、どちらかであってほしい。熱くも冷たくもなく、なまぬるいので、わたしはあなたを口から吐き出そうとしている」。
聖書への参照
この点を別の言語で
…から印刷された文書 https://escriva.org/ja/surco/541/ (2025/12/09)