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  〈徳は​中庸に​あり〉と​知恵に​溢れた​格言は​教えるが、​それは​両極端を​避

けさせる​ためである。​ところで​この​勧めを、​楽を​求める心、​ずる​賢さ、​生温さ、​ずうずうしさ、​理想の​欠如、​凡庸化を​覆い隠すための​遠回しな​言い方であると​考えるような​間違い​は​しないように。

​ 聖書の​あの​言葉を​黙想しなさい。​「(あなたは)​冷たいか​熱いか、​どちらかであって​ほしい。​熱くも​冷たくもなく、なまぬるいので、​わたしは​あなたを​口から​吐き出そうと​している」。

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