170
道はまことに明らかである。障害ははっきり目に見えている。障害を克服する武器もまことに強力である。それにもかかわらず、幾度道を踏み外し、幾度躓いたことか。そうだろう。
その極細の糸、実は鋼鉄製の鎖、あなたと私が知っている糸、あなたが切りたがらない糸、その糸こそが道を踏み外させ、躓かせ、果ては倒してしまうのである。
何をぐずぐずしているのか。早く糸を断ち切りなさい。そして前進しなさい。
この点を別の言語で
…から印刷された文書 https://escriva.org/ja/camino/170/ (2025/06/07)