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  世の​中には​自分の​場から​出たがる​人が​なんと​多い​ことか。​からだの​骨や​筋肉の​一つ​ひとつが、​各自の​場所とは​異なる​ところを​占めたいと​望んだら、​一体​どうなる​ことだろう。

​ 世間で​よく​耳に​する​不満も、​これと​似たような​ものだ。​わが​子よ、​自分の​場に​留まりなさい。​その​場から、​わが​主の​御国実現の​ために、​どれだけ​多くの​貢献が​できる​ことか。

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