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  ちくりと​一刺し、​また​一刺し、​さらに​もう​一刺し。​痛くても​我慢しなさい。​あなたは​とても​幼い子であって、​一生、​あなたの​小道を​歩む間、​こんなに​小さな​十字架しか​捧げられない​ことが​分からないのか。

​ それだけではない。​考えても​みなさい。​十字架に、​また​十字架、​一刺し…また​一刺しと、​少しずつ積み重ねてゆけば、​山ともなるのだ。

​ 幼子よ、​遂に​あなたは​とても​偉大な​ことを​やり遂げたのだ。​つまり、​(神を)愛する​ことが​できたのである。

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