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祈りとは、美辞麗句を連ねた演説をしたり、雄弁をふるったり、慰めになる言葉を並べたりすることではない。これを忘れてはならない。
祈りとは、ある時には主やその御母のご絵やご像に視線を向け、また時には祈願の言葉を述べ、またある時には良い行いや忠実の実りを捧げることである。
私たちは、見張りに立つ兵士のように、主なる神の〈お住い〉の入口に居なければならない。これこそ祈りである。あるいは、主人の足元に身を置く子犬のようにすることである。
次のように申し上げたら良いだろう。「主よ、あなたの忠実な犬のように、いやもっと良いのは、自分をかわいがってくれる人を蹴ったりしない子ロバのように、私はここにおります」と。
この点を別の言語で
…から印刷された文書 https://escriva.org/ja/forja/73/ (2025/11/22)