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行いを​伴う​信仰

続いて​すぐに、​心を​震わせ燃え​上がらせる​素晴らしい​対話、​神との​語り合いが​始まります。​さあ、​あなたも​私も、​バルティマイに​なった​つもりで、​福音書の​場面に​入り込むことにしましょう。​キリストが​口を​切り、​お尋ねに​なります。​「何を​して​ほしいのか」。​そこで​盲人は​答えます。​「先生、​目が​見えるようになりたいのです」16。​まことに​当然な​願いでは​ありませんか。​いつか、​あなたにも​エリコの​男と​同じことが​起こったのではないでしょうか。​ずっと​昔、​福音書の​この​章を​黙想して、​イエスが​私に​何かを​望んで​おられる​ことに​気づいた​とき、​実は​それが​何であるかは​まだ​知らなかったのですが、​その​とき、​この​言葉を​射祷に​した​ことを​思い出します。​主よ、​何を​お望みですか。​何を​私に​要求しておいでになるのですか。​何か​新しい​ことを​主が​私に​お求めに​なっている​ことを​予感し、​「ラッボー二、​ウット・ヴィデアム」​(先生、​見えるように​してください)と​キリストに​お願いし、​あなたのみ​旨が​実現しますようにと​祈り続けました。

聖書への参照
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