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この深い謙遜(即ち、強さは戦車や馬という手段にではなく、私たちの神の名にこそあります43)のうちに「恐れることなく」人間のあらゆる活動や組織に参加してください。キリストがそこに「いる」ためです。私は、私たちの働き方に聖書の、ubicumque fuerit corpus, illic congregabuntur et aquilae「死体のある所には、はげ鷹が集まるものだ」44という言葉を当てはめました。なぜならば、万一、あなたがた一人ひとりが、自ら思いのままに、無精を決め込んだり、楽を求めたりして、社会の現在と未来がかかっている仕事や決定に加わる努力をしないなら、主なる神は私たちに厳しい決算報告を要求なさるからです。
私たちの召し出しに非常に固有な点は、賢明に(賢明であって臆病でありません)、積極的に、物静かに、目には見えなくても非常に効果的な行動をする天使たちのように、私的・公的の多様な協会や団体に参加することです。それは、地域的なものから国際的なものまで多岐にわたります。
あなたがたが、会議や学会、展示会、科学者あるいは労働者の集会、研究会、科学・文化・芸術・社会・経済・スポーツなどのあらゆる種類のイニシアティブに参加しないのは許しがたい怠慢です。ときには、あなたがた自身が主催することがあるでしょう。多くの場合、他の人が組織したものに参加するでしょう。いずれにせよ、受け身的な参加ではなく、責任という重荷(愛すべき重荷)を感じながら、あなたがたの名声・イニシアティブ・影響力によって自分がそこで必要な存在となるよう努力します。それは、あらゆる組織に、相応しい気品を与え、キリスト教的精神を吹き込むためです。
…から印刷された文書 https://escriva.org/ja/carta-29/20/ (2025/11/20)