20

この​深い​謙遜​(即ち、​強さは​戦車や​馬と​いう​手段にではなく、​私たちの​神の​名に​こそ​あります43)の​うちに​「恐れる​ことなく」人間の​あらゆる​活動や​組織に​参加してください。​キリストが​そこに​「いる」ためです。​私は、​私たちの​働き方に​聖書の、​ubicumque fuerit corpus, illic congregabuntur et aquilae​「死体の​ある​所には、は​げ鷹が​集まる​ものだ」​44と​いう​言葉を​当てはめました。​なぜならば、​万一、​あなたが​た​一人​ひとりが、​自ら​思いのままに、​無精を​決め込んだり、​楽を​求めたりして、​社会の​現在と​未来が​かかっている​仕事や​決定に​加わる​努力を​しないなら、​主なる​神は​私たちに​厳しい​決算報告を​要求なさるからです。

​私たちの​召し出しに​非常に​固有な​点は、​賢明に​(賢明であって​臆病でありません)、​積極的に、​物静かに、​目には​見えなくても​非常に​効果的な​行動を​する天使たちのように、​私的・​公的の​多様な​協会や団体に​参加する​ことです。​それは、​地域的な​ものから​国際的な​ものまで​多岐に​わたります。

​あなたが​たが、​会議や​学会、​展示会、​科学者あるいは​労働者の​集会、​研究会、​科学・文化・芸術・社会・経済・スポーツなどの​あらゆる​種類の​イニシアティブに​参加しないのは​許しが​たい​怠慢です。​ときには、​あなたが​た​自身が​主催する​ことが​あるでしょう。​多くの​場合、​他の​人が​組織した​ものに​参加するでしょう。​いずれに​せよ、​受け身的な​参加ではなく、​責任と​いう​重荷​(愛すべき重荷)を​感じながら、​あなたが​たの名声・イニシアティブ・影響力に​よって​自分が​そこで​必要な​存在と​なるよう​努力します。​それは、​あらゆる​組織に、​相応しい​気品を​与え、​キリスト教的精神を​吹き込むためです。

備考
43

詩編 20 (19)・8参照。

44

マタイ 24・28。

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