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またあなたがたは、オプス・デイのメンバーの家族で、神への奉仕に身を捧げるという道を理解できない人々を助けます(そのような人は少数です)。彼らはオプス・デイにおける神の子の父親・母親になるよう呼ばれるという計り知れない神の好意を受けました。あなたがたは、彼らがこのことについて神に感謝するようになるように助けます。彼らは、まさか自分の子どもが神に身を捧げるとは夢にも思ったことがなく、それどころか、それとはかなり異なった人生計画を子どものために作っていました。そして、多くの場合高貴だが地上的な彼らの計画が潰されるとは思っていなかったのです。いずれにしても、私の長年の経験によると、最初は子どもの召し出しを喜んで受け入れなかった親も、最後には降参し、祈りの生活を始め、教会に近づき、ついにはオプス・デイを愛するようになります。
神のおかげで、上述の考察にもかかわらず、自分たちの家族の一員の召し出しに対して、超自然的かつキリスト教的に反応し、援助を行い、スーパーヌメラリとなる、あるいは少なくとも熱心な協力者になる家族(親、兄弟、親族)の数は日に日に増えています。
私の子たちの母親・父親と話す時、私はよくこう言います。「あなたがたの親としての使命は終わっていません。彼らが聖人になるように助けなければなりません。どのようにしてですか。それはあなたがたが聖人になることによってです。彼らと私が聖人になるのを助けることによって、あなたがたは親としての使命を果たしているのです。あえて言わせてください。オプス・デイの誇りと冠は母親・父親のあなたがたです。あなたがたは自分の心の一部を教会への奉仕に捧げたのですから」と。
…から印刷された文書 https://escriva.org/ja/carta-29/58/ (2025/11/28)