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オプス・デイが始まった頃、私はあなたがたの兄弟に、人数が少ないことを指摘していました。そして確信を持って彼らに言っていました。「それでよい。向こうには大勢の人がいると言うのですか。しかし私たちは愛のうちに一致しています。ところが、彼らは一致しているように見えても、実のところばらばらに生きています。なぜなら、彼らを一つにしたのは憎しみだからです。憎しみは常に存在してきました。憎しみは利己的な生き方から、創造主に反抗する者たちの永遠なる戦いから生じます」。そして、言い添えていました。「もっと人数を増やしたいのですか。それなら、もっと良い人に私たちがなりましょう」。
私の愛する子たちよ、パン種の効果は、突然、暴力的にある部分において現れるのではなく、急がずじわじわと現れ、内側から生地全体に働きます。神の恩恵によって今日、大人数となった私たちは、パン種の効果を確認できます。初期の僅かなメンバーは、神とこの哀れな罪人を信じました。彼らは、(今、世界のほとんどの地域にいるあなたがたと同様に)超自然的な生活、仕事と喜んで捧げる犠牲の精神によって、効果的なパン種になりました。
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…から印刷された文書 https://escriva.org/ja/carta-29/8/ (2025/11/28)