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第二は​祈りの​生活です。​キリスト信者の​温和・従順・奉献などは​愛から​出て​愛に​向かって​進むべきものです。​そして​その​愛に​よって、​交わり・語り合い・友情が​生まれます。​キリスト信者の​生活は、​唯一に​して​三位なる​神との​絶え間ない​対話を​必要とします。​聖霊の​お招きに​なる​親しい​交わりとは​その​対話の​ことであります。​「人の​内に​ある​霊以外に、​いったいだれが、​人の​ことを​知るでしょうか。​同じように、​神の​霊以外に​神の​ことを​知る​者は​いません」​30。​聖霊と​絶えず​交われば、​霊的に​成長し、​キリストとの​兄弟意識を​抱き、​父と​して​呼びかける​ことを​ためらう​ことの​ない​神の​子であると​感じる​ことでしょう​31。

​ 私たちを​聖化してくださる​聖霊と​しばしば​交わる​習慣を​持つようにしましょう。​この​習慣に​よって、​近くに​おいでになる​聖霊に​信頼し、​助けを​求める​ことが​容易に​なるのです。​こうして、​狭い​心も​広くなり、​神を​愛し、​神に​おいて​すべての​人々を​愛する​希望も​燃え​上がってくる​ことでしょう。​そして、​霊と​花嫁、​聖霊と​教会、​さらに​一人​ひとりの​キリスト信者も、​イエス・キリストに​近づき、​来てください、​いつまでも​私たちと​共に​いてくださいと​願う​32黙示録の​終末の​光景が​私たちの​生活に​再現されるのです。

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