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  哀れな​現世に​おいては、​苦しみの​杯の​最後の​一滴まで​飲み干そう。​たとえ十年、​二十年、​五十年…​苦しむに​しても、​その後、​いつまでも、​いつまでも…、​永久に​続く​天国に​行けるのなら​大した​事ではない。

​ 特に、​〈報酬を​得る​ため〉と​いうよりも、​もっと​純粋な​理由で、​すなわち償いの​心で​十字架上の​キリストと​ひとつに​なって、​主なる​神に​慰めと​喜びを​差し上げる​ために​苦しむの​なら、​一言で​いうと、​愛である​方の​ために​苦しむの​なら…、​かまわないではないか。

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