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そろそろこの​祈りの​ひと​ときを​終えなければなりません。​神が​無限に​善い方である​ことを​再確認し、​神の​優しさを​心で​味わいつつ、​聖変化の​言葉に​よって​キリストが​御体と​御血、​ご霊魂、​神性を​伴って​ホスチアに​実際に​現存なさる​ことを​考えてください。​尊敬と​信心を​込めて​礼拝し、​主の​前で​心から​奉献を​更新して​欲しいのです。​躊躇せずに、​お愛ししていますと​申し上げましょう。​優しく​慈悲深い​心遣いを​毎日​示してくださる​主に​感謝し、​信頼して​聖体に​近づく​望みを​強めましょう。​この​愛の​秘義ほど​驚嘆すべき​ものは​ないと​思われます。​自ら​進んで​神から​遠ざからない​限り、​神は​私を​お見捨てにならないばかりか、​私の​哀れな​心を​玉座と​してくださるのです。

​ キリストの​現存に​よって​強められ、​主の​御体で​養われる​限り、​地上を​旅する​間も​忠実で​あり続け、​天国に​入って​イエスと​その​母のもとで、​勝利者と​名乗る​ことができるでしょう。​「死よ、​おまえの​勝利は​どこに​あるのか。​死よ、​おまえのと​げは​どこに​あるのか。​わたしたちの​主イエス・キリストに​よって​わたしたちに​勝利を​賜る​神に、​感謝しよう」34。

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