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「真理に​基づいて​神の​道を​教える」13。​説き教える​こと。​とにかく、​嘘偽りの​ない​真理、​神の​道を​教えるのです。​自分の​欠点が​他人に​知られるのを​恐れないでください。​私は、​内的戦いの​状況と、​忠実に​神に​仕える​ために​いろいろ​改善したいと​思う​点を、さらけ出すように​しています。​自分の​惨めな​ところを​根こそぎにしようと​努力するなら、​すでに​神への​小道を​歩んでいる​しるしと​言えるでしょう。​傍目にも​明らかな​失敗が​あるにしても、​まず生活の​模範に​よって、​続いて​言葉で、​神へ​至る​道を​人々に​示さねばなりません。​ちょうど​主が、​「行い、​また​教え​始められた」14ように。

​ 私が​皆さんを​たい​へん愛している​こと、​そして、​無限に​善い方、​この​上ない父である​御父の​愛は、​私の​その​愛よりもはるかに​深いと​いう​事実を、​まず​保証します。​次いで、​私には、​皆さんが​イエスと​その​教会、​つまり​イエスの​羊の​群れを​愛するよう手助けする​義務が​あり、​この​義務遂行に​ついては​誰にも​負けないつもりである​ことを​考えていただければ、​私が​皆さんを​非難する​ことなど​ありえない​ことも​お分かりいただけるでしょう。​それにも​かかわらず、​説教や​個人的な​話し合いの​中で、​皆さんの​過ちを​指摘するような​ときは、​皆さんを​苦しませる​ためではなく、​かえって、​一緒に​もっと​深く​主を​愛するようになりたい​一心からである​ことを、​理解していただきたいと​思います。​諸徳の​実行に​力を​入れる​べきだと​主張する​ときも、​実は​私にも​それが​必要である​ことを​よく​自覚しています。

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