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よく​考えてください。​聖母マリアに​とって​私たちは​いつまで​たっても​幼子です。​子供のようになる​者の​ために​み国30への​道を​開いてくださるのは​聖母です。​<私たちの​貴婦人>から、​一瞬たりとも​離れては​なりません。​ところで、​どのように​して​聖母を​称える​ことができるのだろうか。​聖母と​親しく​接し、​語り合い、​愛を​表すほかは​ない。​心の​中で​聖母の​地上での​生涯を​順に​思い巡らし、​戦いと​成功、​失敗に​ついて​お話しするのです。

​ こうして​私たちは、​教会が​絶えず​祈ってきた​聖母称賛の​祈りの​意味を​発見し、​はじめて​唱えるかのような​気が​して​驚きます。​「アヴェ・マリア」と​「お告げの​祈り」は、​神の​御母に​対する​熱い​賛美の​言葉に​ほかなりません。​そして、​「聖なる​ロザリオ」。​私は​この​素晴らしい​信心を​いつまでも​キリスト信者全員に​勧めたい。​ロザリオの​祈りを​唱えて、​聖マリアの​感嘆すべき​行いの​神秘、​つまり、​信仰の​基本的な​秘義を​思い出して​黙想して​欲しいと​思います。

聖書への参照
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